テンプレートのダウンロード

作りたい商品が決まったら各商品のテンプレートをダウンロードしてください。(データ作成は必ず専用のテンプレートを利用しておこなってください。)

テンプレートは各商品のページ下部もしくは以下のリンク先からダウンロード可能です。

テンプレートはこちら

01.テンプレートの大前提

●商品形状に引かれた線は色ごとに意味があります。

赤線が仕上がり線となります。
この線を目安に商品形状となります。あくまで目安ですので、実物では多少の誤差が発生します。あらかじめご了承ください。

青線が塗り足し線となります。
印刷において、仕上がりにギリギリでしかデザインを確保していると、仕上がり時、デザインが入っていない余白が出てしまうことから、縫製の内側(見えないところ)までデザインを入れることで仕上がりに影響を出さないための最低限の確保しなければならない範囲になります。※内側にデザインができるというわけではございません。あくまで塗り足しです。

オレンジの破線は塗り足し予備線となります。
アパレルの場合、テンプレートはLサイズを基準に実寸テンプレートになるのですが、L以外の製造でも同じデータを使用することから、どのサイズにも対応ができるように、必要な確保範囲となります。この線までデザインを配置してください。

紫線は印刷保証線となります。
仕上がり線(赤線)や仕上がり時に見えてしまう縫製線(緑破線)より内側10mm の範囲を確保としております。
仕上がり時に、「このデザインは切れたり、縫製が重なったりしたくない!」というデザインは、この線より内側に収めてください。

緑の破線は仕上がり時(縫製後)に見える縫製線となります。

●データ内のレイヤー構成は変更しないでください。

デザインは「design」レイヤーにおまとめください。
PSD の場合は「design」フォルダにおまとめください。
design レイヤー以外のレイヤーやフォルダは「manual」「template」「あたり」「mask」は編集や削除はしないようにご注意ください。

▼このような場合は、再入稿いただく可能性がございます。
・レイヤーやフォルダ順がバラバラ
・1 つのレイヤーやフォルダにまとめられている
・印刷を希望するデザインデータが「design」レイヤー・フォルダから出ている。

02.デザインを配置しよう!

01 のルールに則り、デザインを配置しましょう。
基本商品は、全面印刷で印刷されてから縫製されるため、縫製で見えなくなるところ(仕上がり線より外側)もデザインを配置する必要がございます。
他にも塗り足しの範囲の役割は、アパレルのL サイズ以外のサイズで製作するための必要確保分でもあります。

03.ここに注意しよう!

データを作成するうえで以下の技術的要件にご注意ください。
また、各商品によって細かなルールもございます。テンプレートをご確認ください。

入稿データとなるデータは、
AdobeのIllustrator または
Photoshopのみの対応となります。

IllustratorとPhotoshop の
Ver.はCS6にてデータをご作成
ください。
CS5など以前のVer.では、一部設定が反映されないため。

カラーモードは、必ずCMYKモードでデータを作成ください。

テキストデータは必ず、アウトライン化またはラスタライズしてからご入稿ください。

テキストサイズは10pt 以上を推奨しております。10pt 未満のサイズは印刷を保証できません。

データは150 ~ 300dpi 以上でご作成ください。

リンク配置したイラストなどは必ず「埋め込み」を行ってください。

真っ黒なデザインを印刷する場合は、該当の色をCMYK 各99%または、リッチブラックでの設定をお願いします。
K100%の場合、想定から外れる可能性がございます。

データを100%表示した際にイラストがギザギザしている場合、そのまま印刷に反映されます。低解像度のイラストの拡大の際にご注意ください。

04.データから実物になると…

印刷においては、データに近い色味で再現しております。ただし、生地によって色味や、データという平面から服やクッションなどの立体になったことによって、多少データとの誤差は発生いたします。あらかじめご了承ください。

アパレル商材のテンプレートは、基本Lサイズとなっております。Lサイズ以外のサイズを製造する際は、Lサイズのデザインを基準に各サイズに合わせて調整しております。その際、商品の形状上、サイズによるデザインの見切れ方に誤差が発生します。これは、アパレルは同じT シャツでもサイズによる縮尺の違いが影響しております。あらかじめご了承ください。

05.こんなデザインは失敗します!

テンプレートの線のルールや、各商品の仕様ルールに沿わないデザインの場合、仕上がりが保証できませんので、ご注意のうえ、デザインデータをご作成ください。
上記ルール外のデータ以外にも、下図のような、塗り足し範囲の認識を間違えてしまうパターンも実例がございます。塗り足し範囲(下図でいうオレンジで塗りつぶされている範囲)にデザインを配置することで、仕上がり時、内側に回り込み見えない部分の「あえてのオシャレ」という狙いのはずが、実際は、少し見えてしまったりと想定に沿わない仕上がりになってしまうデザインを作成してしまったケースもございます。塗り足しは、あくまで縫製時にデザイン抜けが起きないように必要な確保分となります。

他にもシャツ類に多く見られる「胸ポケット」ですが、データ上でポケットと胴体のパーツでデザインがつながるようにデザインを配置いただいても、Lサイズでは、多少の誤差がありつつも繋がったように見せることは可能ですが、テンプレートはL サイズが基準となるため、他のサイズ展開を希望した際に、デザインのズレが大きくなる可能性がございます。サイズ展開を希望する場合はご注意ください。

06.最後に

データをご入稿いただく際に、「入稿用データ」以外にも、入稿データの「JPG」データや、「完成形をイメージした JPG」を同梱いただけますと、お客様の意図を確認しやすくなりますので、ご用意いただけますと幸いです。
完成形のテンプレートは、ダウンロードした同じフォルダ内に「Complete-image_template」がございますのでご活用くださいませ。

生地によるデザインの印刷具合をまずはご確認いただける「生地サンプル」を無料請求いただくことを推奨いたします。また、色校正(サンプル)をご注文いただくことで、量産前に実物をご確認いただけるサービスも承っております。

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